この文章は主の自己満です。気分を害する恐れがありますので、ご了承ください。
What is 広報Project??
皆さんは私の在籍している学科に存在する、「広報プロジェクト」というものをご存じでしょうか。
知らない方が大半だと思うので説明すると、このプロジェクトは本校ならびに弊学科に入学する人数が年々減少している現状を打開するために生まれたものです。
志望する受験生にありがちな不安、疑問に答えるような動画制作や、学科の特色を伝えるような動画を制作することで、学校としても学科としても知名度を上げようというのが狙いです。
二年目のできたてほやほやプロジェクトです。
ここからお話しするのは、そんな新設プロジェクトと僕の歩みについてです...
1年目 with COVID-19
3年生になりました。私はなぜだかわからないけど、毎年のようにクラス委員長になっています。この年もそうでした。(2年次だけはやってない)
それに加えて、どうやら新プロジェクトが発足されるらしいと知り、興味本位で説明会なるものに参加しました。今思えば、これがすべての悪夢の始まりだったのかも...
説明会自体はとてもいいもので、よくありがちなこんな会話を友達としました。
「お前、あのプロジェクト参加する?」
「んー、まあやろうかなって思ってるよ。」
「じゃあ俺も入ろかな~!」
.....................................................後悔。
まあそんなこんなで私のクラスからは4名、他学年も合わせると約15名ほどのプロジェクトが無事発足しました。もちろん、一からなので先生主導です。
しかし、発足したのはいいものの コロナ コロナ コロナ。*1
オンラインでの活動を余儀なくされました。それからというものの、二週間に1回ほど打ち合わせがあったりしました。この時は一番大事な動画の作成を頼まれていたので、プロジェクトメンバー全員が必死でした。
対面活動再開
夏休み前に対面が解禁となり、広報としても実験室などで集まって顔合わせであったり動画内容のより細かな打ち合わせを行いました。*2
そして、夏休み本番。はっきり言います。私にはあまり休みの日がありませんでした。
学校に登校して撮影、Macの貸し出しをしていただいたためそれぞれiMovieを使って撮った動画を編集、編集素材の作成...
他にもやるべきタスクはいっぱい転がっているのに。。。
しかも、本当に忙しい日なんかは朝も昼も抜いてまでそれらにいそしんでいました。
もうほんとにメンタルズタボロ...
まあそんなこんなで出来上がった動画がこちらです。よく頑張りました。
さて、この動画を夏休み中に終わらせて一安心........
ではありません。
この動画の完成後、指導教員からこの先も続けるか続けないかの意思を問われました。
私のクラスのメンバーはそれぞれ半分に分かれ、二人が離脱しました。
離脱こそしたものの、二人の活躍には目をはるものがありました。ありがとう。
さて問題です。夏休みが明けると何があるでしょうか。
ご名答。高専祭ですね。
私自身、科展の展示にも大きく関わっていたことから、広報への参加もできなくなってしまいました。
ちょうど同じ時期に、現代表が新メンバーとして加入します。
高専祭も無事終えることができ、「はあー、広報に戻るか~」などと考えゆるゆる戻りました。
するとあら驚き!
入って二か月かそこらの人が代表になってました。これには私もおめめが真ん丸。もうちょいちゃんとした人選なかったの??
まあちゃんと活動してくれてるし意欲的だし...などと軽く思ってました。ちなみに、一年目はあれこれ言いながらも3本動画出してます。是非に。
2年目 COVID-19 return
2年目になりました。
「今年度からは学生主導でやってみよう!」と言われ(忙しくなったんだろうなあ)、教員の手から離れました。
そんな時、主任から私にボソッと
「副代表として支えたってや!」と。
「頑張ります!」
なぜ受け入れてしまった?お人好しなの?お人好しだよね?って感じです。
こうして副代表に任命されてしまいました。
タイムマシンがあるなら、絶対に同じ過ちは繰り返しません。
また、新年度になって重大な問題が発生しました。
人 員 不 足
急いで、1年生に売り込みに行きました。
するとなんと、クラスの半数以上の子が説明会に参加してくれ、10数名がプロジェクトに新たに加わりました。その他にも何人か新たに加わる運びとなり、総勢30ほどの大所帯に。正直きついです。
そこから、本当に忙しい日々が始まりました。面倒くさいのでもろもろ割愛しますが
1年生のまとめ役、日程調整、会議の内容作成、動画作成にあたっての許可、動画のアポ取りに至るまで........
すべて一人でこなしていました。
仕事を割り振ればいいじゃん!お前が悪い! と思われるかもしれませんが、指示を出しても動いてくれないから仕方なくやってるんです。(指示を出すのがめんどくさいとかいう代表もいますし)
もはや、これらの仕事の合間に、他プロジェクトのお手伝いや高専祭関連のお手伝いを息抜きとして請け負っていたくらいです。ちなみにバイト掛け持ち男です。
まじで頭おかしい・・・。
さて、じゃあそんだけ頑張ったなら動画も...
0本です。
もう一度言います。0です。
なぜこのようなことになったのでしょうか。
私は、上で記したようなことしか基本的にはしていないので、常に陰で下準備をして陰で支えているような感じでした。そのため、その他のメンバーが下準備されているものを元に動く感じになります。
当たり前のことですが、このプロジェクトを動かしているのは人間です。
人間が集まることで成り立っています。人間は記憶を使って行動するため、もちろん忘れるということが起きます。
あまりに活動ペースがゆっくりであったため、動画を作る目的やその他諸々の基本事項を忘却してしまったのです。これは私にとって大きな誤算でした。
その結果、何が起きたか。
私の用意した動画の下準備がすべて書き換えられて、よくわからない動画が出来上がろうとし、結局すべて白紙に戻して1からリスタートする運びとなってしまいました。
さらには、その影響によって上級生メンバーのみの会議が放課後3時間にわたって行われ、同級生とすらも意思疎通ができていないことが判明。(指示出すのめんどくさいって言われたのは正直びっくりした)
この日の帰り道は、泣き続けてました。道路見えんかった。
ちなみにしっかりめに病んだ。
これらを経験してわかったことは、残念なことに本プロジェクトに参加してくれている人のほとんどがいわゆる 指示待ち人間 です。
それも、逐一指示を出さなければ行動してくれない。
指示を出されなければ全く動けないのであれば、それはもうロボットです。
せっかく脳で考えるという特権を与えられているにもかかわらず、それを活用していない人の多いこと多いこと。
これは社会に出たとしてもデメリットにしかなりません。指示待ち人間には社畜の未来しか待っていないと思っています。
指示を出しつつも、自分の役割もしっかりこなし、他人の気持ちを常に尊重して、日本語を正しく伝えられる人にこれを読んでいる人にはなっていただきたいなと心の底から思います。
現状、広報は動画を年度末までに1本は必ず作成すると決めています。運が良ければ2本。頑張って作成いたしますので、皆様首を長くしてお待ちください。
さいごに
指示待ち人間になるな。