努力

努力とはなんなのだろうか。

努力ってのは,とある物事,目的のために精一杯力を尽くすことらしい。
つまり,何かができるようになるまでの過程はすべて努力の塊ということだ。

 

でもよく考えてみてほしい。実社会はどうだろうか。
実社会でなにか過程を重視されることは稀なことだろう。
実社会は結果ありきなのである。私は嫌いだが。

 

 

まあつまり何が言いたいかというと,ブラックボックス化されているものでなければ努力とは言えない(と考えている)。


さて,少し私の昔話にお付き合い願おう。
しばしば私が周りの人から言われることがある。
「〇〇ってなんでもできるよなー」と。

 


否。その逆である。私は何もできない人間なのである。なぜなら結果が伴っていないから。

 

 

私は少し恵まれた環境にいたおかげで幼少期から様々な習い事を経験した。
おかげで小学生の間は何もない日が水曜日だけor休みがなかったほどだ。

 

私はこれらを努力ともなんとも思っていないので一旦全部書き出してみよう。
サッカー6年間。体操5年間。習字2年間。親の塾今現在まで16年間。ピアノ10年間。ボーイスカウト6年くらい。バスケ(部活)1年間。
このほかにも,スイミングや空手など挑戦しようとしたものはもう少しある。

 

これらから得たもの,得られた結果は何か?
無である。

 


高専に入学した際に,私は大きな衝撃を受けた。
周りを見渡してみると,パソコンに詳しい人がいる。電子部品や素子に詳しい人がいる。プログラミングつよつよな人がいる。
もちろん,賢さで自分より上の人だっている。
最近だと,書道で引っ張りだこな後輩だっている。
自分の持ってないものを周りの人が持っている。私は日々劣等感を抱いている。

 

 


私が今回のブログで伝えたいことは,自分の中の何か一つ。たった一つでもいいんだけれども,そいつをとことん尖らせようぜってこと。
バランスよく,万遍なくできるような人間を形成することももちろん大事だとは思うが,それではある一面で見たときに必ず誰かに負けてしまう。
だからこそ,何かのプロフェッショナルになろう。
ブラックボックスな努力をしたうえで何かのプロフェッショナルになれた時。
きっとその時に初めて自分に自信を持てるのだと信じながら。